『これからの歯科技工士に残すべきもの』

去る2月23日(日) 熊本市の流通情報会館にて熊本県歯科技工士会の生涯研修を開催しました 今回は視点を変えて 学術的なものではなく 連盟の視点から 奥野英世日技連盟会長 をお招きして『これからの歯科技工士に残すべきもの』との演題で講演して頂きました また 講演に先立ち 木原みのる前防衛大臣を始めとした 議員の方々 歯科医師会 歯科衛生士会の連盟トップの方々など多数の来賓にご挨拶いただきました 三島幹事のご尽力に感謝致します 講演では 現行の法律や厚労省通達等では対処出来ない問題点等をあげられ 今後 交渉していかねばならない事など 技工士 技工士会の将来に欠かせない内容でしたが 実現のためには 政治力が必要な事も思い知らされました 現在 自民党国会議員による『歯科技工士に関する制度推進議員連盟』(以下 議連と表します)というものがあります 設立当初は27名でスタートしたそうですが 今では倍以上の議員の方々が所属されています 日本は法治国家です 私たちの生活向処遇改善のためには 関連法律の整備が重要となります これからも議連を通じて法律や制度の構築を求めていかねばならないのですが そのためには 議連の先生方に 選挙に当選していただかなければなりません 私達に出来る事は 選挙に行き 議連の候補に投票する事 家族知人に投票のお願いをする事 技工士会員を増やして その輪を広げること(会員数が少ないと票につながらないと認識されかねません ) 逆風真っ只中の自民党ですが 何卒よろしくお願いいたします 最後に 現在 歯科技工所に向けて管理番号(マイナンバーみたいなもの)を付するための道筋が導かれています 現状では 技工士会員だろうが非会員だろうが法の元では同じなのですが この管理番号を技工士会を通して付与するなど会員でなければ不利になる事も 想定されているようです 技工士会に入っても 何にもならないという時代は終わるかもしれません 私達の仕事は技術的 学術的な事が重要であるのはもちろんなのですが こういった 組織的 政治的な事も肩を並べて重要である事を思い知らされた一日でした 追記……前夜 懇親会を催したよですが 奥野連盟会長の奥様の郷里が熊本という事で 奥様も参加されました 実に楽しい奥様で 懇親会の盛り上がりもいつに無いものでした 画像1 画像2 画像3 画像4 画像5 画像6 画像7 画像8 画像9 画像10 画像11 画像12