歯科技工士とは?
歯科技工士は、的確で精密な歯科治療に必要な人工製作物を作る特別な技術と理論を身に付けた国家資格者(スペシャリスト)です。
歯科医師の指示によって一人一人の口の特性に合わせた人工物{インレー(詰め物)、クラウン(金属冠等)、義歯(入れ歯)等}や矯正装置(歯並びや噛み合わせ等を治療する装置)を作製したり、破損した人工物を修理することにより、人にとって最も大切で健康の源である「食べること」が、正しく行われるようにします。
昭和57年の法改正以降厚生労働大臣免許となり、社会的にも確立された職業です。
また2年間で国家資格が取れることや、男女間の格差がない事も歯科技工士の特徴です。
高齢化がさらに進んで行くこれからも、「おいしく食べられる」ことが高齢の方の健康を支える大切な基礎となります。
生涯「おいしく食べられる」ことを歯科医師と共にサポートすることも歯科技工士の重要な仕事です。
歯科技工士は国家資格です。
歯科技工士になるには、厚生労働大臣の定める歯科技工士国家試験に合格することが必要です。
歯科技工士学校や養成所を卒業することで受験資格を得ることが出来ます。