10月8日(日)熊本支部では、会長玉置氏、副会長吉村氏、監事宗像氏3名で、東京都江東区文化センターで開催されます【入れ歯感謝デー】に参加してきました。目的として、支部で行われる健康フェスタ等各種イベントの新しい企画などを導入するためです。午前10時に開会式、「ははは川柳」入選作品発表、講演会「超高齢社会における歯科技工士の役割」日技役員3名、午後1時より「お口元気で“フレイル”(活力低下)を予防しよう!」日本歯科衛生士会会長武井典子氏、「知ってほしい僕たちのことー歯と入れ歯の話―」日本歯科大学大学院生命歯学研究科教授菊谷武氏、終了後講演者によるトークセッションがありました。その他歯科技工士学校のパンフレットなどの展示、お子様向けアトラクション<お口クルクル、バルーンアート>、入れ歯展示コーナーがありました。
ははは川柳特選に、「きれいな歯 見せたく笑顔 多くなり」が選ばれ、その他「歯も友も 無くしてわかる 有難み」、「しっくりと こない入れ歯と 夫婦仲」「こうなるぞ 入れ歯外して 孫おどす」などが選ばれました。今回のイベントは、講演会が中心であり、社会に対し歯科技工士の重要性のアピール、歯科衛生士会の年齢を重ねても歯の重要性、フレイルの予防、お口の元気検査で(口のまわりの力)(かむ力)(飲み込む力)(お口全体の清潔な力)心身の機能を高めて過ごすこと。菊谷教授は、高齢者のセメント質からの根面う蝕等の説明があり、また新規義歯作製数の推移はこの5年間で急激に減少していることを説明されました。高齢者の方々は、日常生活で楽しいことは第1位に食事となっています。
会場には、高齢者の方々が展示してある補綴物に対し色々聞いておられ又、講演者に質問していました。熊本市三歯会では、市民向けに講演を開催したらという意見が出ていますので色々参考になりました。
宗像 篤志